真　【as sín】

わたしをmineと名づけ己の欲望のまま弄ぶ男を…わたしは好きになりました。

2015_12

寡黙と沈黙。

１２月です。
２０１５年最後の月だから、１２月雑記は１日にアップしたいと考えていたのに…今日はもう６日じゃないか？！

ブログ離れも甚だしいな。
でも、こうやって更新を始めると、また以前のように毎日とは言わなくても、月に幾度かは更新できるような気もする。

わたしのブログのパスワードの件でアクセスしてくださったみなさま。
ありがとうございます^^
更新が滞ってからはただでさえ、アクセス数が減ったのにパスワード制になんてしたら気まぐれでアクセスしてくれていた方もいなくなってしまう。
残念なような寂しいような。

実際にはsinさまとの肉欲を書く気がなくなってきているので、アダルトカテでなくてもいいんだよな。なんて思いながらここにぶら下がっている状態な自分もなんだか嫌だな。と考えていたので丁度良い機会だったのかもしれない。

sinさまは寡黙な男だ。
もう〜？！いやってくらい言葉数は少なく静かな男。
わたしにご自分の嗜虐を打ちこんでいるときさえ、ほとんど言葉を発しられることはない。

しかししかし！
この男は当初寡黙を通り越して沈黙の男だった。
会っているときに、声を聞かなかったなんてこともあるほどだ！

それが、今では言葉少なな寡黙。
これはやっぱりふたりの関係上の進歩なんだろうなぁ。

わたしが待ち合わせ場所に立っていると、sinさまはわたしの前で少し歩を緩めてそのまま先へ進まれる。
わたしはsinさまを追いかけるようについていく。
当然言葉が交わされることはない。

ホテルへ行く道すがら辱められるときもそうだ。
わたしが途切れ途切れに「恥ずかしい。」と吐息、sinさまの目を見あげる空気があるだけだ。

ホテルで少しずつ傍にわたしがいることに慣れるみたいに、言葉を継がれる。
ホテルを出て駅に向かう頃には、主従じゃないみたいな空気でときには手を触れあわせるように、静かな会話がある。

ホーム下で別れるときは「気をつけて。今日はありがとう。」とおっしゃる。
わたしはその声を抱いて帰るのだ。

もうあと何年かしたら、この男はおしゃべりになるのだろうか？
わたしにだけ…。

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