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空と背徳


ディルドを手放せない。
最初に手に入れたディルドは、ある意味リアルサイズの醜いものだった。
わたしの自尊心なら絶対に選ばない、ずんぐりしたちんぽの容をしていた。
何だったか?忘れたけれど、アダルトショップの通販で高額の買い物をしたら、サービスでついてきたのだ。
偶然手に入れたディルドだった。

そんなディルドにsinさまがわたしの美意識を傷つける。
でも、わたしのM性が野卑な快感に震える。
そんな欲望を自尊心が抑えつけ、解放を拒んだ。
それっきり暗い隠し場所の一番奥から這い出すことなどないはずだったのに…。

ゴムの匂いが嫌いだった、こんなもので快感を得ようとする卑しさに嫌悪した。
それが…今では手放せないくらい重宝している。
小ぶりで根元のくびれが、穴から抜けにくくして、挿入れっぱなしで牝を卑しめるサイズだったのだ。

自ら純潔を穢し堕ちる様を、sinさまに晒したい。

良い天気♪
洗濯物がよく乾いた。心地よい主婦の快感も…好き。

晴天の爽快感に子宮が疼く…ベランダで、ディルドを持ち出し淫らな舌で濡らし、スカートをまくしあげると、いやらしい穴にあててみた。
熱くうねる内臓がぬるり…と、涎まみれのディルドをその淫汁と絡ませながら吸い込んでしまった。

青い空に似つかわしくないない背徳感が,牝の背骨を震わせsinさまに跪く。
淫らな喘ぎが清々しい風に乱され、牝を追い込んでいく…。

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sinさまにこうやって、またお愉しみをお送りできるのは、嬉しい。
sinさまのお返事に、更に子宮をきゅうきゅうと啼かせ、もっともっといやらしく乱れたくなる。
そう思うことが快感になって…自尊心を手に掛ける。

でも、違う。
これはあくまで独りだからできることなのだ。
これまでも単独で、思いつくだけいやらしく様々な場所で乱れてきた。
それは…わたしを見る者がいないから出すことができた勇気だったのだ。

きっとこれではsinさまの前で、恥ずかしがり過ぎを克服して、痴態を晒すなどできない。
きっときっとできない。それは解っていた。見えていた。
sinさまはわたしの手を引いて淫らに誘うような男ではない。

わたしは分厚い羞恥心と自尊心の殻のなかで踠いていた。

しかし余談だけれど…わたしの唇は薄くて舌はぼろぼろで…やっぱり薄くて…色っぽくなぁ〜い!
絵にならなくてsinさまのちんぽを疼かせられない(涙)


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