街灯が瞬きだした帰り道。
曇り空で空は灰色に沈んでいた。
見あげた先、街灯に黄金色に葉を照らされて風になびくイチョウの葉がちらちらと舞う様子は、とてもきれいで…斑にその葉を散らし纏う葉をなくしたイチョウの木が心許なく哀れに思えた。
このイチョウの木もすぐに丸裸になってしまうんだな。
骨のように伸びた細い枝に、我が身を重ね身震いする。
sinさまに牝の淫らを全部晒して、どこまでも堕ちたい。
いや、淫らな牝をsinさまに差し出して、嬲られ犯され惨めにひれ伏す牝をお愉しみいただきたいのだ。
牝の想いをメールした。
sinさまからの無情なお返事が、背骨を震わせ躰じゅうを這いまわり天辺を貫いていった。
「それが嬉しいのでしょう。」
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